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男は愛する女との約束を守れなかった。
天才なんて煽てられて良い気になっていた自分が情けないと嘆く男。
そんな男に女は「ある物」を持ってきてほしいと頼む。
女の姿と優しい言葉に男はただ涙するしかなかった。
3行目の「ある物」とは何でしょう?
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弱気にならないで左手の手術は成功するよ約束する。
手術が終わった後、この指輪を君の左手に付けてもらわないといけないからね
天才外科医と言われる僕に任しておけば間違いない。
などと言っていた自分を殴りたい。
手術は最悪の結果に終わり、手は切断しなければいけなくなった。
さきほど病室に行った時の左手が無くなった女の悲しそうな顔が頭から離れない。
その時に持ってくるように頼まれた大きめの手鏡と一緒に再び病室にはいる。
何も考えられない。
女に手鏡をもっていてと言われ言われるままにする。
彼女の右手の薬指にはあの日の指輪。
鏡の中では反転し左手の薬指に収まっている。
「私は何も気にしていないわ、だって約束通り左手に指輪を付けさせてもらってるもの」
彼女は語る、無くなったものばかり気にしてもしょうがない
男は今の結果が最悪のケースだと思っているが
本当に最悪なのは手に拘って切断が遅れて命や他の部位まで駄目になるケースだった。
男の判断に間違いはなかった、感謝していると。
「私が悲しそうな顔をしているのはあなたがそれ以上に悲しそうな顔をしているのを見るのがつらいから
早く私が笑顔になれるようにしてくれるのを待ってるわ。」
何も考えられない、ただただ涙が出てくる。
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