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ウミガメのスープ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。

しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」

男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。

男の死を知ったシェフは、ひどく悲しみました。


それからしばらくして、別の男が、レストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。

しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

シェフは自殺をしました。

何故でしょう?
[えいみん]

【ウミガメ】【闇スープ】19年10月16日 13:27

本家オマージュです!

解説を見る
男とシェフは古くからの友人であった。

若かりし頃から、二人は世界最高のシェフを目指して、切磋琢磨していた。

今や、彼らは世界最高峰のシェフ。

二人はライバルであると同時に、最も信頼のおけるシェフ同士でもあった。



ある日、男はいつものように、シェフのレストランへと向かった。

お目当ては当然、「ウミガメのスープ」である。

男は「ウミガメのスープ」を注文し、一口飲んだ。

しかし、シェフが用意した「ウミガメのスープ」は、これまでに男が何度も口にしてきた「ウミガメのスープ」とはかけ離れていた。

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」

男は全てを悟った。

自分は味覚障害になってしまったのだと。

この時代には、まだ味覚障害を治療する方法はなかった。

男は命よりも大切なものを失ってしまったのである。

それからはもう、何も考えられなくなっていた。

意識もないまま、男は勘定を済ませ、帰宅した。

「ウミガメのスープ」を口にするやいなや、フラフラと店を後にした男を見て、シェフは首をかしげた。

いったいどうしたのだろう。

不思議に思ったシェフは、男が一口飲んで残していった「ウミガメのスープ」を口にした。

しかし、それは何の変哲もない「ウミガメのスープ」であった。

その日、男は自殺をした。



男の死を知ったシェフは、ひどく悲しんだ。

シェフは、旧友であり、良きライバルでもある男を、突然亡くしてしまった。

その日は、大好きな料理を作る気すらおきなかった。



それからしばらくして、別の男がシェフのレストランにやって来た。

男は「ウミガメのスープ」を注文し、一口飲んだ。

すると、こう口にした。

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

シェフは全てを悟った。

自分は味覚障害になってしまっていたのだと。

そして、自分が作った「ウミガメのスープ」を飲んだことで

男は自分が味覚障害になったと勘違いし、自殺をしてしまったのだと。

「シェフ、どうしました?」

「・・・・・・何でしょうか。」

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

「これは・・・ ウミガメのスープではないのかもしれません。」

この日、シェフは自殺をした。



世界は、惜しい二人を亡くした。
トリック:1票物語:8票納得:4票良質:3票
全体評価で良質部門
アカミドリ>>コメントなし
トリック部門
しろくろ>>コメントなし
物語部門
アカミドリ>>コメントなし
田中(吉田)>>コメントなし
kopi>>ありそうで無かったウミガメのWスープ。ご賞味あれ。
Rest>>解説の最後の一文が好きだったりします。
ぐるぐる>>コメントなし
マンデリン>>コメントなし
らてらる>>コメントなし
納得部門
アカミドリ>>コメントなし
マンデリン>>コメントなし
エンゼル[500回良質問]>>コメントなし
らてらる>>コメントなし