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ウミコはボールに触れたので、途端に悲しい気持ちになった。

一体なぜ?
[輪ゴム] [◇ビブリ王◇]

【ウミガメ】19年09月26日 23:21

弥七さんのボールをお借りしました!m(_ _)m

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ウミコが「らて」と名付けた生き物は、小さなボールみたいだった。
丸くなって眠っていると、どこが頭なのかわからないくらい真ん丸だ。

まっ白で滑らかな手触りの...。
でも、手触りは想像するだけだ。

「らて」は、とても臆病で、絶対に触らせてくれなかった
眠っていても、指先で少しでも触れようとすると飛び上がって逃げてしまう。

怖がらせても気の毒なので、ウミコも「らて」とは距離を保って生活していた。
その小さな生き物が元気に動き回る様子を見るだけで、ウミコは幸せな気持ちになった。

 ◆

ある日、ウミコが「らて」の住処を掃除しようとカゴを開けると、気配が違った。

予感に胸を締め付けられる思いでウミコが「らて」の居所を探ると、
カゴの隅の、いつもの寝床に小さなボールがあった。

指先でそっと触れる。
触れてしまった。

滑らかな毛並みに沿ってそっと撫でる。

固く冷たい手触りを感じ、涙が流れた。
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