幼い頃よく遊んでいた公園を久しぶりに訪れた男。
昔自分が作ったお城と全く同じものが砂場にできているのを見た男は、この街から出ていくことを決めた。
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久々の長期休暇、男は小中高同じ学校だった友人に会いに懐かしの故郷を訪れた。
この町には至る所に思い出がある、100円ガチャのできる自販機に、紐飴が人気の駄菓子屋さん、どこも変わった所は無い…
そうこうしてるうちに、友人とよく遊んだ古びた公園が見えてきた。
友人と家出した時に、あの公園で立派な一夜城を作って寝泊まりしたな…お金が無くて3日しか持たなかったけど…
なんて考えながら公園の中を覗いてみると、あの頃と全く同じ城が建っているのが見えた…
違いがあるとすれば干してある服が大人のものであり、城自体もかなりボロくなっている…しかしそれ以外はブルーシートとダンボールの組み立て方から、友人と共に書いたダンボールの落書きまでそっくり全て昔のままの城がそこにはあった…
「変わらない事の全てがよいとも限らないか…」
男は友人に出くわさないようにすぐに帰ることににした。
解説
会いに行こうと思っていた友人がホームレスになっていたので、会ったら気まずいと思い帰ることにした。
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