(今、19人いるよ)
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録
悲しみのない自由な空へ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
弱さゆえに、私は過ちを犯した。
たとえ真実を告白したとて、何かが変わることはない。

私は大空を見上げ、彼とは二度と会えないだろう、と涙した。

一体何があったのだろう?
[みづ]

【ウミガメ】19年09月02日 16:11

元ネタのスピンオフ。ありがとうございました。

解説を見る
私には、時を同じくして産まれた兄弟たちがいました。

彼もそのうちの一羽です。
皆は彼のことを醜いといじめました。

彼だけが、薄汚れたような灰色の毛であったから…。

幼い私は、彼を助けなかった。
兄弟たちに同調しなければ、
私も孤立するのでは?
彼のようにいじめられるのでは?と恐怖したからです。

本当は一度だって、私は彼のことを醜いと思ったことなどないのに。

~何を今更。はいはい、綺麗事だね(誰かの声)~

良いのです。誰からも信じてもらえなくても。
己の保身のために、彼を罵り、傷つけた事実は絶対に消せないのですから。

私たちの元を去り、悲しみや孤独に耐えて一冬を越えた彼は…美しくその姿を変えました。
彼はアヒルではなく、白鳥だったのです。

美しい翼をはためかせ、まだ見ぬ大空へと飛び立った彼。
私は飛ぶことのできない、アヒル。

彼の姿は彼方に消えました。
大空を見上げたままの私は、いつの間にか泣いていました。
きっともう二度と、彼に会うことはできないのでしょう。

※元ネタ「みにくいアヒルの子」
物語:3票
全体評価で良質部門
トリック部門
物語部門
しげぽん[50問正解]>>コメントなし
黒崎竹刀>>コメントなし
輪ゴム[◇ビブリ王◇]>>コメントなし
納得部門