これだからサプライズはやめられない。」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
3年生の教室を出て、トイレにいるであろう友達のところに向かう。

今日は年に一度の大切な日。みんなでサプライズをしようと思ってる。

今日という日のため、入念に計画を立てた。

そのために、参加する先輩や友達に今日の段取りを確認して回る。発案者の僕がね。

トイレに居た友達に確認できた後、全員のところにちゃんと回った。ピアノを弾いてたり、本を読んでたり、特に何もせずに変なところで立ってたり、まぁ人それぞれ自分がしたいことをしてた。

でも、誰も今日の計画は忘れてない。
それがすぐにわかって安心したよ。

今からでも、どんな顔するのか楽しみで仕方ない。ちゃんと楽しんでくれるか不安もあるけど、きっと大丈夫だろう。

窓から校門の方を見てみると、校門の前には、他校のやつらが数人。あいつらは、結構一緒に遊んでる僕の友人たちで、この学校に来るよう声をかけといた。サプライズに参加してもらうためにね。

待たせるのも悪いし、急いで行った方がいいかな。

そして、僕はあいつらのところに向かっていった。




うまくいった。
いい顔してくれたなぁ。

友達もみんな楽しそうだった。

「あぁ、いい天気だ。」

僕は笑った。

一人ぼっちになったから。



状況を説明しなさい。
19年08月29日 08:26 [もぎもぎフルーツ] [10問出題]
【ウミガメ】
トリック部門
物語部門
納得感部門
良質部門