「M」からの挑戦 ~厄介な淫魔は少女達の中にいる~」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
紳士淑女の皆様、こんにちは。
初めましての人は初めまして。
再び私と出会えた人、またよろしくね。

私の名前は「M」だ。

今回、君たちの前にいるのは、横一列にんでいる、拘束された10人の少女たち。勿論、見た目に障害とかはない。
みんなその辺で捕まえてきた子だ。
10「人」って数え方で合っているのかは疑問が残るけね。その話は後だ。


わかりづらいし、左からA、B、C、D、E、F、G、H、I、Jにしようか。
拘束、と言っても椅子に座らせて、縄で腰と手足を椅子に固定させてるだけ、だよ。

彼女たちには、いくつか魔法、というより呪いかな?とにかくちょっとばかし彼女たちを弄らせてもらった。

とりあえず、彼女たちに何をしたかを話していこうか。
全部で5つ程細工させてもらった。


まず、1つ目。
見ればわかると思うけど、彼女たちには見た目の違いが全くと言っていい程ない。声の違いもわからないようにした。これが地味に大変だったよ。
あと、本人たちの口調をちょっと入れ変えたりしたぐらいかな。個体の識別は「口調」でできるように少女を揃えたはずだよ。
まぁ「口調」以外の違いはないんだけどね。


次に、2つ目。
「Yes」か「No」で答えられる質問をされた時のみ、ある程度喋れるようになること。勿論、それ以外の質問をされても喋ることはできない。そして、質問内容以外で情報を増やすようなことはできなくなってる、と思う。
これに関しては、まだ実験段階のものだからね。まぁ失敗してたら次に活かそうと思うよ。


そして、3つ目。
彼女たちの食事や排泄などの生理現象は気にしないで大丈夫だ。この問題が終わるまで
はこの呪い(?)は解かれないから死ぬことは絶対にない。
それと、下に書いてある「答え方」が変わるほど精神状態が変化しないようにしてある。
後は暴走しないようにちょっと思考回路を変えたぐらいかな。


さらに、4つ目。
彼女たちはそれぞれ、決まった「答え方」をするようにした。「答え方」は十通りで、それぞれの「答え方」の少女が一人ずついるよ。
彼女たちはその「答え方」に反した「答え方」は出来ないんだ。
まぁ本人の正体に近い「答え方」になるよう設定したから大丈夫だよ。
「答え方」は下に書いておくね。


最後に、5つ目。
彼女たちは、お互いがどの「答え方」をするか、常に「見える」ようにしてある。勿論、彼女たちに目の見えない子はいないよ。
要するに、彼女たちはいつだってお互いの正体がわかってる訳だ。

ちなみに、横一列、って言ってもお互いが見えるぐらいの曲線になるように椅子を並べてるから、「見えないんじゃね?」っていう心配はないよ。



何をすればいいかはわかった、かな?
君たちにやって欲しいのは、彼女たちがそれぞれ、どの「答え方」なのか当ててもらうことだ。
ちなみに、彼女たちは問題が解かれるまで解放はされないから、頑張ってね。



君たちにできることは二つ。

まずは「質問」。
A~Jのアルファベットで少女を一人選ぶ。その子に対して、YesNoクエスチョンをすることだ。

これは、どういうことかって?

例に出してみると

『Aの少女に対して、「電子レンジは電化製品ですか?」と聞く』

こんな感じで発言して欲しい。
あ、Mに対しての質問、つまり僕への質問は基本的には禁止だよ。



もう1つは「解答」だ。
わかったら「解答」と最初に言って八つ全部答えて欲しい。カギ括弧は付けなくてもいいよ。彼女たちの「答え方」にも、ね。

そうすれば僕が「〇人正解」と答える。
まぁ頑張れば当てずっぽうでも答えられちゃうけどね。



10人正解で問題は終わりだ。


質問数や時間の制限はないけど、相談メモを使って意見を共有、とかはどんどんやって欲しいな。わかりやすいと思うよ。


問題の意味がわからなかったり、なんかおかしいところがあったりしたら、例外的に「Mに対して」の質問をしてもいいよ。


あぁ、そうだ。勿論、問題が終わったら彼女たちもみんな元通りにするから安心して欲しい。

じゃ、応援してるよ。


少女たちの答え方
・帰るため、真実を話す『常人』
・心が壊れてしまい、「Yes」しか解答しない『奴隷』
・直前の質問と全く同じ答えを話すことしかしない『愚者』
・直前の質問と同じ性質の「答え方」をするドッペルゲンガー『二重影』
・直前の質問の答えと、真偽が逆の答え方をし続ける捻くれ者『天邪鬼』
・聞かれる度に、真実と嘘を交互に言う、蝙蝠(コウモリ)のような存在『吸血鬼』
・狂っていて嘘か本当か基本わからないが、帰りたい気持ちの残滓か、正体に関しては真実を話す『狂人』
・帰りたいがために、基本は真実を話すのだが、自身の正体を知られることを恐れて、正体に関する質問をすると嘘をつく『幽霊』
・特に帰りたい、という希望がないからか、基本嘘をつく。だが、自分の正体を隠すことがうまく、正体に関する質問をすると嘘か本当かわからないことを言う『悪魔』
・本人自体は常に嘘をつく。唯一「M」に攫われたのではなく、自分からやってきた存在。彼女の質問の直後の質問は、どの「答え方」でも嘘か本当かわからないものになる。彼女自身にこの効果はない。人を惑わす声を出す『淫魔』


改めて記す
『常人』『奴隷』『愚者』
『二重影』『天邪鬼』『吸血鬼』
『狂人』『幽霊』『悪魔』『淫魔』
である。

『愚者』と『天邪鬼』が一問目の時は「Yes」と答えます。
『二重影』が一問目のときは『奴隷』として振る舞います。


解答や質問の際に、『』を付ける必要はありません。



解答例

『解答 A 常人 B 奴隷………… H 淫魔 ですか?』
のように答えてください。



もぎもぎフルーツからの言葉

(私が)わかりやすくするために、石ごとに「口調」がありますが、「答え方」には関係しません。
(『奴隷』は「回答」はYesだけを答えますが、「口調」において、別のことを話す可能性はあります。)

「正体」に近づいた、と感じた質問に良質を付けていきます。どれに付ければいいかでめっちゃ悩みますこれ。


…「M」の頭のおかしさ、伝わってますかねぇ?今までで一番の不安要素です。
19年08月01日 10:16 [もぎもぎフルーツ] [10問出題]
【新・形式】
物語:2票良質:3票
トリック部門
物語部門
さなめ。[ラテアート]>>コメントなし
みりあさん>>コメントなし
納得感部門
良質部門
エンゼル[500回良質問]>>コメントなし