海辺商事に勤めるカメオは朝が苦手。9:00に出社しなければならないのに、今朝家で目を覚ますと枕元の時計は8:30を告げていた。
カメオの家から会社までは、どんなに急いでも1時間かかる。しかしカメオは焦ることなく、ゆっくり支度を済ませてから会社に向かった。
そして出社したカメオを部長のカミナリが襲ったかと思ったら、さにあらず。遅刻を咎められるわけでもなく、通常業務を開始した。
どうしてだろう？ もちろんカメオの時計が進んでいるわけではない。