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[簡易解説]
潜水艦で海底調査していた男は魚人を発見し、その文明は高く人類への攻撃を企んでいると知った。魚人に見つかった男は魚人に捕まる前にせめてこいつらの存在を伝えようと水筒にメモを入れ潜水艦の扉を開けた。水筒がどこかの浜辺に流れ着き人の手にわたることを信じて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[ちゃんと解説]
オレは潜水艦で深海探索を行っていた。
深海4000メートルの海底を探査していた。
いろんな深海生物の観察やDNA採取など探索は順調だった。
それまでは…
しかし突然「そいつら」に出会った。
オレが先に気づいた。
200メートルほど先だろうか、
水深4000メートルにも関わらすずそこだけが異様に明るかった。
潜水艦のライトを消し赤外線カメラに切り替える。
なにやら生命体が、しかもすごく多くの数が見えた。
まだ向こうには気づかれていない。
オレは潜水艦を上昇させ、その明るい一帯を真上から観察することにした。
ここは深海。真上からでも海底に影が映ることはない。
静かに上昇しそこを上から見たオレは仰天した。
「そいつら」は海底都市を作り上げ暮らしていた。
「そいつら」はいわゆる「魚人」だった。
地上でいう車や電子機器っぽいものが存在しており、かなり文明が高い。
人類と同じ、いや4000メートルの深海でこれほどの文明を作り上げることを考えれば、オレたち人類よりも技術は上かもしれない。
しばらく上から観察していて、オレはあるものを見つけた。
とても大きなミサイルのようなものが作られてる途中だった。
あれは何を狙っているのだろう、
最初オレは分からなかった。
しかしすぐに理解した。
「あれは俺たち“人間“を狙っているのではないのか」
そう、それ以外にこんな海のど真ん中から狙うものはない。
オレは震えた。
「あいつら」は人類の脅威だ。
なんとか食い止めなければ…
そう思っていた時、
急に影がこちらに近づいてきた。殺意を感じる。
「そいつら」に見つかったのだ。
「くそ、どんだけ目がいいんだよ、」
オレは逃げようと考えた。
しかし探索用の潜水艦は遅い。
魚人には造作もなく追い付かれるだろう。
捕まってしまえばオレは何もできないまま殺されるだけだ。
「殺される前にこいつらの存在を伝えなければ…なんとしてでも…」
オレは伝える方法を考えた。
そしてテーブルの水筒に気がついた。
コップだと潜水艦の機器に零れる可能性がある。
安全のためにと飲み物を入れていた水筒だ。
オレはこの水筒で伝える方法を思いついた。
それは、水筒にメモを入れ海流によって人のもとに届けてもらうというものだ。
水筒がどこかに流れ着けばオレのメッセージを見るだろう。
不確定だがオレにはこれしか思い付かなかった。
しかし水筒を海中に出すには、潜水艦の扉を開けるしかない。
つまり圧死と窒息死が待っている。
今すぐ水筒を放てば魚人達には気づかれない。
万が一気づかれても魚人の身体が耐えられないほどには上昇しているだろう。
オレはためらわなかった。
モニターを見る。
そこには今の緯度と経度が示されている。
「9°44'15"N 149°35'32"W
ギョジン アイツラハ ヤバイ…」
これだけ書いてオレは紙を水筒に入れた。
潜水艦の扉を開ける。
艦内に大量の水が流れ込んできた。
身体が潰れたのだろう、もうほぼほぼ意識がない。
オレは水筒を静かに海面へと押し出した。
水筒はすーっと上昇していく。
水筒は流れていくだろう…
そして届け、俺たち人類に。
急がないと俺たちはヤられる。
END
潜水艦で海底調査していた男は魚人を発見し、その文明は高く人類への攻撃を企んでいると知った。魚人に見つかった男は魚人に捕まる前にせめてこいつらの存在を伝えようと水筒にメモを入れ潜水艦の扉を開けた。水筒がどこかの浜辺に流れ着き人の手にわたることを信じて。
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[ちゃんと解説]
オレは潜水艦で深海探索を行っていた。
深海4000メートルの海底を探査していた。
いろんな深海生物の観察やDNA採取など探索は順調だった。
それまでは…
しかし突然「そいつら」に出会った。
オレが先に気づいた。
200メートルほど先だろうか、
水深4000メートルにも関わらすずそこだけが異様に明るかった。
潜水艦のライトを消し赤外線カメラに切り替える。
なにやら生命体が、しかもすごく多くの数が見えた。
まだ向こうには気づかれていない。
オレは潜水艦を上昇させ、その明るい一帯を真上から観察することにした。
ここは深海。真上からでも海底に影が映ることはない。
静かに上昇しそこを上から見たオレは仰天した。
「そいつら」は海底都市を作り上げ暮らしていた。
「そいつら」はいわゆる「魚人」だった。
地上でいう車や電子機器っぽいものが存在しており、かなり文明が高い。
人類と同じ、いや4000メートルの深海でこれほどの文明を作り上げることを考えれば、オレたち人類よりも技術は上かもしれない。
しばらく上から観察していて、オレはあるものを見つけた。
とても大きなミサイルのようなものが作られてる途中だった。
あれは何を狙っているのだろう、
最初オレは分からなかった。
しかしすぐに理解した。
「あれは俺たち“人間“を狙っているのではないのか」
そう、それ以外にこんな海のど真ん中から狙うものはない。
オレは震えた。
「あいつら」は人類の脅威だ。
なんとか食い止めなければ…
そう思っていた時、
急に影がこちらに近づいてきた。殺意を感じる。
「そいつら」に見つかったのだ。
「くそ、どんだけ目がいいんだよ、」
オレは逃げようと考えた。
しかし探索用の潜水艦は遅い。
魚人には造作もなく追い付かれるだろう。
捕まってしまえばオレは何もできないまま殺されるだけだ。
「殺される前にこいつらの存在を伝えなければ…なんとしてでも…」
オレは伝える方法を考えた。
そしてテーブルの水筒に気がついた。
コップだと潜水艦の機器に零れる可能性がある。
安全のためにと飲み物を入れていた水筒だ。
オレはこの水筒で伝える方法を思いついた。
それは、水筒にメモを入れ海流によって人のもとに届けてもらうというものだ。
水筒がどこかに流れ着けばオレのメッセージを見るだろう。
不確定だがオレにはこれしか思い付かなかった。
しかし水筒を海中に出すには、潜水艦の扉を開けるしかない。
つまり圧死と窒息死が待っている。
今すぐ水筒を放てば魚人達には気づかれない。
万が一気づかれても魚人の身体が耐えられないほどには上昇しているだろう。
オレはためらわなかった。
モニターを見る。
そこには今の緯度と経度が示されている。
「9°44'15"N 149°35'32"W
ギョジン アイツラハ ヤバイ…」
これだけ書いてオレは紙を水筒に入れた。
潜水艦の扉を開ける。
艦内に大量の水が流れ込んできた。
身体が潰れたのだろう、もうほぼほぼ意識がない。
オレは水筒を静かに海面へと押し出した。
水筒はすーっと上昇していく。
水筒は流れていくだろう…
そして届け、俺たち人類に。
急がないと俺たちはヤられる。
END
全体評価で良質部門
トリック部門
物語部門
納得部門
















