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「今年はお爺さんの声を聞きに来てください」
住職がそう言ったので、大晦日の予定が決まった。
祖父は既に亡くなっている。
どういうことだろう?
[ZenigokE]

【ウミガメ】18年12月27日 21:42

皆様よいお年を!

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「本当に立派な鐘をいただきまして。有り難いことです」

この寺に元あった鐘は、戦時中に供出したそうだ。
今ある鐘は終戦後に祖父が寄贈したもので、住職は度々その話を持ち出し、一言聞いてから帰ってくれと言う。

弟は喜々として走り、体重をかけて撞木を引っ張り、鐘を鳴らした。
大きな音が山間の寺から扇状地に響き、むこうの山から遅れて返事が届く。
父はこれを聞く度に、叱られたことを思い出すと言った。

「さて、線香あげて帰るか」
今年の年越しは、数年ぶりに母とも一緒だ。


正解
住職は鐘の音を「声」と表現した。
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