愚かな男と書きかけの日記」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
……全て、終わらせたはずだった。

カメオの頬を、汗が伝う。

敵──アレを友などと呼ぶ巫山戯た奴等もいたな──は全て片付けた、そうだ、そのはずだったのに。

目の前にある、ラテオの書きかけの日記が。

そうではなかったのだと、まだ全て終わってなんかいなかったのだと。

カメオに、残酷な事実を告げていた。
18年12月07日 22:35 [TEL]
【ウミガメ】
トリック部門
物語部門
納得感部門
良質部門