カメオとカメコの間には壁があり、窓があった。
カメオは透明な窓ガラスにペタペタと触ってから、その窓を開けて空気を吸い込む。
思い出したように棚の引き出しから何かを取り出し、口に含んでぷうっと膨らませた。
(あ、風船だ…)
カメオはいくつも膨らませた風船を窓から空に向けて飛ばした。
カメコは窓の外からカメオの行動を一部始終見ていたが、特に咎められることはなかった。
全くの他人であるにもかかわらず、何故だろう?
カメオは透明な窓ガラスにペタペタと触ってから、その窓を開けて空気を吸い込む。
思い出したように棚の引き出しから何かを取り出し、口に含んでぷうっと膨らませた。
(あ、風船だ…)
カメオはいくつも膨らませた風船を窓から空に向けて飛ばした。
カメコは窓の外からカメオの行動を一部始終見ていたが、特に咎められることはなかった。
全くの他人であるにもかかわらず、何故だろう?
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