「才NO」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
あるところに、
物語創作のセンスに卓越したフジオと、
類稀なる絵描きの才能を持つエイタがいた。
2人の夢は「漫画家として成功すること」だ。
そんな2人は漫画の合作を始めたが、生み出されるのは全く面白くもない凡庸な漫画ばかりだった。
なぜか。
解説を見る
▽解説
エイタ「『探偵カメダ』、駄目だったね。
編集者に渡すところまで行ったけれど、鼻で笑われてしまった」
フジオ「それにしてもあの編集者、いけ好かないなあ。
百歩譲って僕の絵は批判していいが、エイタ君が考えたストーリーをあんなに馬鹿にすることはないじゃないか。もう『少年ステップ』に持っていくのはやめよう」
エイタ「ありがとう、そこまで言ってくれて。
僕もフジオ君が描いた絵をあそこまで酷評した、あの編集者には心底腹が立ったよ」
フジオ「しかし、これで10作連続で門前払いだ。
僕たちは漫画家に向いていなかったんじゃないか」
エイタ「フジオ君、そんなことないだろう。
君は絵を描くのが何よりも好きだし、
僕は物語を考えるのが至上の喜びだ。
なあ、フジオ君。もう一作、もう一作だけ一緒に頑張ってみようじゃないか」
▽解説の解説
フジオとエイタは漫画を合作し始めた。
物語創作の才能を持つフジオは好きな作画を、
絵描きの才能を持つエイタは好きな物語創作をそれぞれ担当した。
しかし、残念なことに2人とも好きな作業の才能には欠けており、生み出される漫画は平凡なものばかりだった。
そして、互いの秘めた才能に気づくことはなかった。
どこかで互いの真の才能に気づき、担当を交換していれば・・・、というお話。
トリック:1票物語:1票