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あるところに、
物語創作のセンスに卓越したフジオと、
類稀なる絵描きの才能を持つエイタがいた。
2人の夢は「漫画家として成功すること」だ。

そんな2人は漫画の合作を始めたが、生み出されるのは全く面白くもない凡庸な漫画ばかりだった。
なぜか。
[アカシアン]

【ウミガメ】【エンドレス闇スープ】26年11月01日 22:56

漫画みたいな

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▽解説
エイタ「『探偵カメダ』、駄目だったね。
編集者に渡すところまで行ったけれど、鼻で笑われてしまった」

フジオ「それにしてもあの編集者、いけ好かないなあ。
百歩譲って僕の絵は批判していいが、エイタ君が考えたストーリーをあんなに馬鹿にすることはないじゃないか。もう『少年ステップ』に持っていくのはやめよう」

エイタ「ありがとう、そこまで言ってくれて。
僕もフジオ君が描いた絵をあそこまで酷評した、あの編集者には心底腹が立ったよ」

フジオ「しかし、これで10作連続で門前払いだ。
僕たちは漫画家に向いていなかったんじゃないか」

エイタ「フジオ君、そんなことないだろう。
君は絵を描くのが何よりも好きだし、
僕は物語を考えるのが至上の喜びだ。
なあ、フジオ君。もう一作、もう一作だけ一緒に頑張ってみようじゃないか」

▽解説の解説
フジオとエイタは漫画を合作し始めた。
物語創作の才能を持つフジオは好きな作画を、
絵描きの才能を持つエイタは好きな物語創作をそれぞれ担当した。

しかし、残念なことに2人とも好きな作業の才能には欠けており、生み出される漫画は平凡なものばかりだった。
そして、互いの秘めた才能に気づくことはなかった。

どこかで互いの真の才能に気づき、担当を交換していれば・・・、というお話。
トリック:1票物語:1票
全体評価で良質部門
トリック部門
竹[★毎月出題]>>コメントなし
物語部門
水彩蛙>>コメントなし
納得部門