(今、10人いるよ)談話室
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「白馬に乗って」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
ある年の文化祭で、莉奈は姫役、直樹は王子役を演じた。

「王子様、ここは、庭なんで…か?とても広いですっ…ね。」

「そうです。様々な植ぶっ…や動物が見れま…よ。」

「あっ、見て…ださい、小鳥さんが飛んでっ…ますよ。待って、どこ行くの?」

「姫、走っては危な…でっ…よ。気をつけてくださいね。」

「イッ…ヤー」

「ほら、言わ…こっちゃない。傷ができて…すよ。」

「イテテ、あー小鳥さんがどこかに飛んでいっ…まいました。もう、王子様のせいっ…すよ。」

「そんなこっ…とを言ってないで、姫、今すぐ傷を塞ぐものを取ってきまっ…から、ちょっと待っててくださ…ね。」



「すまない。色々あって遅くなってしまった。体は大丈夫?」

「ありがとう、私の王子さ…」


問題:
その後直樹は、〇〇をして、莉奈にこう言った。

「ごめん、俺は王子様にはなれなかったみたい。」

一体なぜか、〇〇に当てはまる言葉とともに答えよ。

ただし、このセリフは台本にはないものである。
[kfive]

【ウミガメ】【闇スープ】26年10月07日 16:28

10/15(木)までを予定しています

解説を見る
〇〇=キス
キスをしても莉奈を蘇らせることができなかったため。

解説
あれから60年…
莉奈の人生が刻々と終わりに近づいている時の話。

莉奈は録音した高校生時代に自分がやった劇を病室で聞いていた。
音声データの劣化により、プツプツと音が切れ、聞き取れなくなっているところもあったが、莉奈は若かりし頃の思い出を振り返っていた。

劇の再生が終わった後、
「すまない。色々あって遅れてしまった。」
現実世界で、直樹が見舞いにやって来た。
「ありがとう、私の王子さ…」
言い切る前に、莉奈は力尽きてしまった。

直樹は、莉奈にキスをした。
しかし、童話の中の王子と姫のように、莉奈を生き返らせることができなかったため、
「ごめん、俺は王子様にはなれなかったみたい。」
と言った。


補足、解き筋

問題文中に何箇所かある「…」は、再生していた音声データが古いため、劣化していたからでした。

また、問題文をよく読むと、
「すまない、色々あって遅くなってしまった。体は大丈夫?」
「ありがとう、私の王子さ…」 
この2つの文だけ違和感があります。

1つ目は、この2つの文には「…」がほぼないことです。
特に、
「すまない、色々あって遅くなってしまった。体は大丈夫?」
に関しては、1つも「…」がありません。

2つ目は、この2つの文だけ敬語が使われていないことです。
劇では、王子様と姫という設定なので、敬語が使われていたのですが、この2つの文にはありませんね。

この2つのことから考えられるのは、この2つの文だけ、録音されていた昔の音声ではなく、今現実に発せられた音声であることです。

つまり、録音された劇は、
「そんなこっ……ちょっと待っててくださいね。」
で終わっており、その後には現実での話が続いています。

ということは…?
最後の文、
「ありがとう、私の王子さ…」
ここについている「…」は、音声の劣化ではないということです。

ということは、この言葉を言い切る前に、莉奈は力尽きてしまったのです。

では、最後に、目の前で亡くなってしまった姫に王子様がすること、
答え:〇〇=キス
(キスをしても莉奈を蘇らせることができなかったため)
でした。


※タイトル、問題文の一部は
『お姫様にしてよ!』/=LOVE
より
トリック:2票物語:1票納得:1票
全体評価で良質部門
トリック部門
ダニー>>ネタとその活かし方、それを組み立てる構成力もさることながら、1行目の「ある年の」みたいな細かい表現にも気が配られて、作り込みの丁寧さが伝わってきます。
人良星鈴>>問題文全てに意味があると感じられました。どんどん引き込まれていき、早く真相にたどり着きたいと思えました。ある要素に気づいた時には、つい声が出てしまいました笑
物語部門
水彩蛙>>コメントなし
納得部門
人良星鈴>>この問題文から色々連想されるものの、真相にたどり着いた時には、この問題文だからこそ成り立つウミガメのスープだと感じました。