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「トイレの電気は消す」
「靴はちゃんと揃える」
「しっかり鍵を閉める」
「冷蔵庫は開けっぱなしにしない」

このようにサチコが注意していたため、ケンタは切なくなった。なぜ?
[アカシアン]

【ウミガメ】【エンドレス闇スープ】26年08月13日 22:33

部屋を明るくして離れて見てね📺👀※8/20まで予定

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▽解説
「ただいま」
「あらおかえり。父さんも待ってたわよ。
線香あげてきな」

帰省は1年ぶりだ。
土産を母に渡し、父の遺影が飾られた仏間に向かう。

ん?なんだこれ。
「トイレの電気は消す」
トイレのスイッチの脇に、1枚の付箋を見つけた。

・・・ああ、母さんが貼ったのか。
昔、よく注意されたっけ。懐かしいな。
この注意書きがあるってことは、電気を消し忘れたのかな。
あのしっかり者の母さんが。

---

その時は気にも留めなかったが、1年ぶりの実家には、あちこちに付箋が貼られていた。 

「靴はちゃんと揃える」
「しっかり鍵を閉める」
「冷蔵庫は開けっぱなしにしない」

母なりに注意しているのだろうが、その多さに物忘れの進み具合を実感せざるを得ない。

---

「父さんが亡くなってから、どうも忘れっぽくなってね」
「そうなんだ・・・」
「てか、母さん。その服、後ろ前反対じゃない?」
「あらやだ。襟元がなんか窮屈だと思ったら。いけないわね」
「もう、しっかりしてよ・・・」

人はいつか老いる。 
昔より塩辛くなった味噌汁をすすり、これからの母との向き合い方を考えさせられた。

▽解説の解説
ケンタが実家に帰省したところ、独居の母サチコの手で書かれた注意書きがあちこちにあった。
それを見たケンタは、サチコの物忘れが進行していることを実感し、切なくなった。
物語:2票
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トリック部門
物語部門
[100問出題]>>コメントなし
卯月19>>コメントなし
納得部門