その夜は冷たい雨が降っていました。
雨に濡れたその男は偶然通りがかったタクシーを止めました。タクシーの方も男を見て、男の目の前に停まりました。
なのに、タクシーは男が乗り込むのを待たずに、走り去ってしまったんです。
滅多にタクシーなんか通らない通りですよ。恨んだり、怒ったりして当然じゃないですか。なのに、男は全然そんな様子はなかったんです。
どうしてだと思いますか?
雨に濡れたその男は偶然通りがかったタクシーを止めました。タクシーの方も男を見て、男の目の前に停まりました。
なのに、タクシーは男が乗り込むのを待たずに、走り去ってしまったんです。
滅多にタクシーなんか通らない通りですよ。恨んだり、怒ったりして当然じゃないですか。なのに、男は全然そんな様子はなかったんです。
どうしてだと思いますか?


タイトルは中島みゆきの『空と君のあいだに』から
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