問題
冬、ある夫人が迷った末に温かいうさぎ肉のパイを焼くことにした結果、
流星よりはるかに巨大な天体が地球に落下した。
一体なぜか。
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解答
西暦1665年 東イングランド リンカンシャー州 ウールスソープ。
アイザック・ニュートンの母親が、庭の木に実ったリンゴでアップルパイを作るか、うさぎ肉でミートパイを作るか迷った末に
うさぎ肉のパイを選びリンゴを採取しなかったので、ニュートンはリンゴの落下を観測し万有引力の発見に至った(という設定)。
万有引力により、天体の運行は正確に説明され、月は未知の力で空に浮かぶものではなく地球に絶えず落下し続けることで地球を公転していることがわかった。
1人の男の発見が、当時の古典的な世界観を破壊し月を地球に落下させたのだ。
以下蛇足
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アイザックは考えていた。
自然哲学における数学的諸原理について。
月や惑星、彗星の運行。そこに働く力学的な機序について。
アイザックは実証主義の男だ。
天体の運行に対して洞察と仮説はあるが、それを実証する最後の一かけらを見つけられていなかった。
ふと、部屋の窓から外を見る。
漆喰の壁に粗い木の板で縁取られた窓の向こう、冬の寒空の下、丘陵の斜面に小さなリンゴの木が見える。
知恵の象徴。アダムとイヴから連なる原罪の源。
そして、今、彼に必要なもの。
アイザックの見つめる先、細い枝をたわませる、たった一つのリンゴ。
リンゴが、落ちる。
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: アイザック・ニュートンによる万有引力を含む自然哲学における数学的諸原理(Principia)の発表。
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: その理論は、非常に高い精度で物体の運動を予測し、天体の運行を正しく説明した。
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: 月は空を飛ばない。
: ただ地球に落下し続けている。
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