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カリンはバスに乗っていた、彼は仕事帰りで疲れていたが故に寝てしまっていた、
しばらくして起きたときには次の停留所が自分の降りる場所だった。ところが男は、自分が本来降りるべき停留所で降りるのではなく、その次の停留所で降りた。
なぜだろうか?
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カリンは仕事終わりの夜遅くにバスに乗っていた、時間帯もあって彼が起きたときには彼と運転手以外誰も乗っていなかった、それなのにもかかわらず降車ボタンが押されていた。
きっと降りてはいけない、そんな気がした。人間ではない何かが自分の降りる停留場に降りるのだろう、、彼は降りないことにした。その姿を不審そうに見つめてくる運転手、それもそのはずだろう、押すのは自分以外ありえないのだから。
そうしてドアが閉まり再び走りだすバス、その後ろ窓からふと外を見ると、白い顔の女が立っていた、その表情は無機質で、こちらを見つめているような、そんな気がした。
あれ、どこか見覚えがあるような、、十年前に同棲していた妻に似ているようなそんな気がしてゾッとした。まぁあいつのことはどうでもいいか、せっかく新しい人生を歩もうとしているのだし、今日は怖いから女友達の家にでも泊まろうかな
そんなことを考えていると、突然バスが急停車し、バックしだした、 男は理解ができなかった、なぜバックしだしたのか、道を間違えたのか? どんどんさっきの場所へと戻っていく、窓を再び見ると女はまだ立っていた、、男は青ざめる
おい、どうゆうことだよ!なんで戻ってんだ?頭おかしいのかお前!!
そういい運転手を見るとこちらをまた見つめていた、だが今度は笑みを浮かべているような表情だった
男はパニックになり窓を割ろうとするが割れない、すると運転手は首を曲げながら男に向かって言った
「――そういえば十年前は、 ここで“奥さんを降ろした”んですよね」
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