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「カマシ」という植物がある。
鎌のような形の葉と、手のひらほどの大きさの丸くて赤い実が特徴の植物だ。
水の綺麗な土地でしか育たず、また虫害などにも弱いため、人工的な栽培は非常に難しい。

この「カマシ」の実には、古来よりより魔除けの効果があるとされている。「カマシ」の赤い実を玄関先に吊るしておくと、家の者を不幸から守ってくれるそうだ。

さて、今では多くの人が、この植物のことを「ガマシ」と呼ぶのはなぜ?
[器用]

【ウミガメ】25年09月16日 00:17

人によっては要知識の可能性アリです。

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「カマシ」は非常にデリケートな植物だ。
昔はあまねく山々を覆うように生えていたこの植物も、近年の森林開発や工業排気ガスによりすっかり数を減らしてしまった。

だが、古来よりの風習は中々消えるものではない。
入手が難しい本物に代わり、次第にカマシの実を模した模造品を玄関先に吊るすようになった。

本物との呼びわけのため、この模造品は「人工ガマシ」や「偽ガマシ」などと呼ばれるようになり、連濁により「カ」が濁った。

だが、悲しいことにとうとうカマシは絶滅してしまった。
もうわざわざ模造品を呼びわける必要はない。

だって、本物のカマシの実を吊るしている家なんて一つもなくなってしまったのだから。

そして「人工」や「偽」は付けられなくなったが、連濁の跡だけが残り…


今ではこの作られた赤い実は、「ガマシ」と呼ばれている。
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かたな>>コメントなし
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アカシアン>>途絶えたものに濁点がつく謎、気づけた人は返す返すもすごい。
ほずみ[ますか?]>>言葉の変遷はおもしろいです
アカミドリ>>コメントなし