(今、19人いるよ)
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録
古い祠(ほこら)の秘密」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
村外れの森には、古い祠がある。
青年は、その祠の秘密を、村で最も長く暮らしているという老人から聞いた。

「その祠には、昔、村を襲った悪霊が封じられとるんじゃ」と、老人は話し始めた。
「悪霊は作物を枯らし、人々を病にした。旅の僧侶がそれを祠に封じ、自らの命を捧げたんじゃ。それ以来、その封印が村を守っとる。」

「もし封印が解けたら?」と青年が尋ねると、老人は静かに答えた。
「村に再び災いが降りかかるじゃろう。」

このとき、青年が老人は嘘をついていると思ったのはなぜだろうか?
[三番目の共鳴]

【ウミガメ】24年09月07日 23:50
解説を見る
ここは東日本のとある村。
老人が語り始めると、青年は首をかしげた。
「この祠にはのぅ、昔、悪霊が封じられとるんじゃ…」と、どう聞いても、この言い方、このアクセントは…。

「ちょっと待ってください。あなた、広島弁ですよね?この村の人じゃないですよね?」と青年は尋ねた。

老人は一瞬、動揺したあと、すぐにバツが悪そうに頭をかきながら言った。
「ば、バレてしもうたか…。すまんのう。わし、今朝広島から来た観光客なんじゃ。」

青年は呆然と立ち尽くし、老人は観光パンフレットを片手に「ほな、次は温泉でも行くかのう」と意気揚々と去っていく。

「おいおい、悪霊も封印も嘘かよ!」と青年は心の中で叫んだが、老人は振り返ることなく、村を去っていった。

老人は観光ついでに、村の若者にまでいたずらをしかけるほど、旅を満喫していたらしい。
トリック:1票
全体評価で良質部門
トリック部門
よそのクマ>>コメントなし
物語部門
納得部門