元カノのウミコに対してストーカーのような行為を続けているカメオ。
ある日、自分の行動がウミコの日常生活に支障をきたしていることに気付いたカメオは、改めて想いを伝えることにした。
ストーカー行為に加えてそんなことをするのは気持ち悪がられそうだが、カメオがわざわざそうすることを選んだのはなぜだろう?
暑い、マジであっつい日が続いてますがみなさまいかがお過ごしですか。
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カメオは幽霊である。
彼の未練は残していってしまった恋人、ウミコ。
彼女が幸せに暮らせているか心配で後をついていく内に、憑いている形になってしまった。
祟るつもりなんてなくとも、意図せず「心霊現象」を起こしてしまうことはあるようで。
ウミコが謎の気配に怯えたり、謎の物音に悩んでいる様子に気付いたカメオは、なんとか成仏するために、未練を晴らすべくウミコへの想いを伝えることにしたのだった。
不思議な夢を見た。かつての恋人に、「愛しているよ。どうか幸せになってね」と言われ、抱きしめられる夢。
その夢を見た日以来、物音がすることはなくなった。なんだかストンと腑に落ちた。
ああ、君のしわざだったんだな。心配が空回りする所は、変わらないんだね。
あれだけ怖かった怪現象が、急に愛おしいものに思えてきた。
…もう、くよくよするのはよそう。彼の願いに応えるためにも、前を向いて、新たな人生を歩まないといけない。
まずは、あのカフェへ久々に行ってみよう。彼との日々を思い出すのが辛くて、ずっと行けていなかった場所だ。
気持ちを新たに扉を開けて、外へと出たら……………
彼がいた。
「ごめん、幸せになる所を見届けたいと思ったら、それが新しい未練になっちゃった」
「バカ」
…まぁ、あれきりでお別れというのも寂しかったから、いいか。
「今度はなるべく遠くから見守るから!もう迷惑かけません!」
「ハイハイ」
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ある一つの事実を隠すだけでシチュエーションがガラッと変わっており、綺麗に騙される問題文になっています