ナオトは、高校の入学式でリサに一目ぼれした。
以来、恋心を抱きながら、しかし臆病な心に縛られて それを打ち明けられぬまま 時間だけが過ぎ、ついにこの日を迎えてしまった。
リサをただ一方的に想い続けたナオトだったが、この日が終われば、もうリサと会うことはないだろう。
「元気でな」「また会おうね」「離れていても僕たちは同じ空の下で通じ合えるよ」
そんな言葉が飛び交う会場で、ナオトとリサは一瞬顔を合わせた。
が、リサはそのままナオトに背を向けてしまった。
その際。
リサと顔を合わせた時、何のリアクションも取れなかったナオトが、
リサに背を向けられた後、リサの背中に向かって手を振った。
この時リサが全くナオトを見ていないのは明らかなのに、なぜ?
以来、恋心を抱きながら、しかし臆病な心に縛られて それを打ち明けられぬまま 時間だけが過ぎ、ついにこの日を迎えてしまった。
リサをただ一方的に想い続けたナオトだったが、この日が終われば、もうリサと会うことはないだろう。
「元気でな」「また会おうね」「離れていても僕たちは同じ空の下で通じ合えるよ」
そんな言葉が飛び交う会場で、ナオトとリサは一瞬顔を合わせた。
が、リサはそのままナオトに背を向けてしまった。
その際。
リサと顔を合わせた時、何のリアクションも取れなかったナオトが、
リサに背を向けられた後、リサの背中に向かって手を振った。
この時リサが全くナオトを見ていないのは明らかなのに、なぜ?
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物語部門
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