スポーツジムのスタッフである植田は、掃除をする手を止め、
同僚の小田に向かって話し始めた。
「今のアパートにしてから4か月ほどになるんだけどね。
アパートで寝ていると、夜明け前に目が覚めて眠れなくなることがあって。
午前4時くらいに、真上の部屋から洗濯機の音が聞こえてくることがあるの。
月に3回くらい。今のアパートに来た週からずっと」
ここで植田はその場にしゃがみこんだ。
「4時よ? 流石に非常識じゃないかって思うけど、
毎日ってわけでもないからどうしたものだろうって我慢してた。
でも、起きるとそこから眠れなくなるし、その不安で最初から寝づらくもなってきたから、
ついに管理会社に電話したの。そうしたら何て言われたと思う?」
植田は、ひと呼吸置いて続けた。
「『そういう話は初めて聞きましたが、住人の方には伝えておきます』だって」
植田の話を聞いた小田は、恐怖を覚えた。
なぜか。
同僚の小田に向かって話し始めた。
「今のアパートにしてから4か月ほどになるんだけどね。
アパートで寝ていると、夜明け前に目が覚めて眠れなくなることがあって。
午前4時くらいに、真上の部屋から洗濯機の音が聞こえてくることがあるの。
月に3回くらい。今のアパートに来た週からずっと」
ここで植田はその場にしゃがみこんだ。
「4時よ? 流石に非常識じゃないかって思うけど、
毎日ってわけでもないからどうしたものだろうって我慢してた。
でも、起きるとそこから眠れなくなるし、その不安で最初から寝づらくもなってきたから、
ついに管理会社に電話したの。そうしたら何て言われたと思う?」
植田は、ひと呼吸置いて続けた。
「『そういう話は初めて聞きましたが、住人の方には伝えておきます』だって」
植田の話を聞いた小田は、恐怖を覚えた。
なぜか。
24年02月02日 01:37
[油獣]
【ウミガメ】
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