ブーゲンビリアの咲く頃に」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
「おーい田中! もしかして寝てんじゃねぇだろうな? 今日はあれだぞ! そ、その、い、1周年の記念日だぞ! 絶対遅刻とかすんじゃねえぞバカ! 田中バーカ!」

受話器越しに聞こえる彼女の声に苦笑する田中。

「もう一年経つんだなあ」
しみじみとそう呟いたあと、のそのそと着替えを始める。

ちゃんとスーツ着て、ネクタイ締めて、昨日花屋さんで準備してもらった花束も忘れずに。

「よし!行きますか!」

・・・

田中は「付き合って1周年記念日」を彼女にブッチされた。

「何が遅刻すんな!だよ。何がバーカ!だよ」
と悪態をつく田中。

「うぅ・・・ごめんなさい」
しゅんと項垂れる彼女。

「それブーゲンビリア、だよな? 付き合う前にプレゼントしてくれたお花。花言葉は『あなたしか見えない』、だっけ? 初めてその花言葉と一緒に渡された時は笑った笑った。・・・でも、確かにアタシにピッタリの花だな」

さて彼女はなぜブーゲンビリアを自分にピッタリだと思ったのだろう?
24年01月29日 19:21 [ダニー]
【ウミガメ】【闇スープ】
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