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もうすぐ高校受験のシーズン。

あまり成績の良くない私は、
成績の良いカメコと同じ進学校に行くために猛勉強中。

そして今日も、彼女と一緒に勉強をしている。
いわゆる勉強会というやつだ。

・・・
「……カメコ?」
「ん?なあに?カメオくん。」

難しい問題を前に行き詰まっていた私は、
ついつい隣にいるカメコの名を呟いてしまった。

「…いや、こないだの模試、結果どうだった?」
「A判定。変なミスさえなければ安定ラインだって。」

そうなんだ、と誤魔化して、
その後はお互い一言も喋らずに黙々と勉強を続けた。

成績の良い彼女に教えてもらえば、
もっと効率よく問題の解法を学べただろう。

しかし、今日は自分で考えて解こうと思ったのだ。

・・・

さて、
彼女含む他人のためではなく、完全に自分のためだとしたら、

私が彼女に教えを請わなかった理由は一体何だろう?

22年11月17日 22:04 [るょ]
【ウミガメ】
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物語部門
わかめ>>コメントなし
「マクガフィン」[☆☆編集長]>>ロジックgoodに代えて
アカガミ[1問正解]>>コメントなし
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