(一九)九条の大罪」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
「火車法律事務所」を経営する敏腕弁護士の火車は、引き受けた依頼には一切手を抜かず完璧にこなすと顧客や同業者から評判である。彼のモットーは「常に依頼者にとって最良の結果を出すこと」だ。

火車は刑事弁護を特に得意としている。実際、過去には、社会的にも注目された重大事件の裁判で、無実を主張する被告人の弁護を担当し、見事に無罪判決を獲得した実績も有していた。

ある時、有力な政治家が何者かによって殺害された。現場に残されたわずかな痕跡から被疑者が逮捕され、更に捜査が進められた結果、検察官は被疑者の起訴に踏み切り、ついにこの殺人事件の裁判が行われることになった。

法律上、刑事裁判を行うためには、必ず弁護人が付いていなければならないと定められている。報道等で事件が社会的にも注目を集める中、火車はその裁判に臨むことになった。

裁判では、「現場にあった痕跡から被告人こそが殺人事件の犯人である。」という検察官の主張に対し、火車は、「痕跡があるとしても他の人間が犯人である可能性はある。」として無罪を主張した。

最大限に手を尽くした弁護活動の結果、最終的な判決は、裁判官も火車の主張を受け入れて検察官の立証は不十分であると判示し、見事、無罪判決が出されて裁判が終結した。

ところが、実際のところ、火車は仕事に関し重大なミスをしていたため、この裁判以降、火車に対し依頼を求める顧客の数は減ってしまったのだという。
一体どういうことだろうか?
22年09月29日 22:22 [ブラダマンテ] [一つ星シェフ]
【ウミガメ】
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