日にち薬という言葉を、ばあちゃんがよく使っていた。
飲み薬や貼り薬ではなく、時の流れが傷を癒やしてくれるってことだ。
私が心に傷を負って泣くたびに、ばあちゃんはいつも慰めてくれた。
「大丈夫さね。日にち薬が治してくれるよ。治ったら京ちゃんはきっと今より強くなってるさねー」
ばあちゃんの言う通り、私は随分強くなった。
だけど、ばあちゃんには日にち薬は効かなかったんだなと、母の名を呼ぶ彼女を見て、私は思ったのだ。
どういうことか。
飲み薬や貼り薬ではなく、時の流れが傷を癒やしてくれるってことだ。
私が心に傷を負って泣くたびに、ばあちゃんはいつも慰めてくれた。
「大丈夫さね。日にち薬が治してくれるよ。治ったら京ちゃんはきっと今より強くなってるさねー」
ばあちゃんの言う通り、私は随分強くなった。
だけど、ばあちゃんには日にち薬は効かなかったんだなと、母の名を呼ぶ彼女を見て、私は思ったのだ。
どういうことか。

トリック部門
物語部門

納得感部門
良質部門