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重度犯罪者の増加を防ぐために海の上に建造された、「へルン監獄」
へルン監獄は、無期懲役や死刑といった重度犯罪者しか収容されず、物理的に隔離されているために脱獄も不可能に近い。そのためへルン監獄行きのことは、「島流し」とすら呼ばれている。

さて、「島流し」といっても、物資の輸送や職員の送迎のため、24時間に一度、定期船がカステル国とへルン監獄を往復している。
そして、へルン監獄にはゴミ処理場はないので、へルン監獄で出たゴミはその定期船で運び出される。
それを知った囚人のカメオは、脱獄の計画―具体的には、何年もかけてこっそりと穴を掘り、そこを通って排泄ゴミのタンクの中に隠れて船に乗り込み、無事カステル国に着いたら、ゴミが燃やされてしまう前に脱出するーを立てた。

そしていざ実行の日。
計画通りゴミのタンクの中に入ったカメオは、船に乗ってへルン監獄を脱出できた。
そうして、誰もカメオが脱獄したことには気づかないまま、船は無事カステル国に到着した。

しかし、カメオはタンクから脱出することができたのにも関わらず、ゴミと一緒に燃やされていった。

一体なぜ?
[ベルン]

【ウミガメ】22年02月04日 18:52

一部要知識です

解説を見る
「へルン監獄」は月面上にある。
(月の黒い部分=「月の海」の上に建設された)

水や酸素がとても貴重なためゴミ処理施設のない月面上では、排泄物が入ったタンクは定期船(宇宙船)にのせて運ばれていく。
それを監獄にいるうちに知ったカメオ。
(こいつは脱獄に使えそうだな…)
そうして独房中にあるトイレのパイプをこっそりと、カメオ一人通れるサイズにまで拡張した。

そしていざ実行の日。
無事パイプを通ってタンクまでたどり着いたカメオは、その中で息を潜めて定期船に運ばれていくのを待った。

そして奇跡的に誰にも気付かれること無く定期船まで運ばれた、カメオの入ったタンク。

酷い臭いを我慢しながらも定期船に乗り込んだことを感じたカメオ。
(やった!! これでついに脱獄できる!!)

そのまま息を潜めていると、突然タンクが宇宙空間に放り出された。

…そう、このタンク、地球に持って帰っても結局燃やすだけなので、大気圏で燃やすことにより処理されるのだった。

そんなことを一切知らないカメオは、そのままゴミの中で大気圏に突っ込み、どうしようもなく燃え尽きてしまった。

一方、誰もカメオが脱獄したと誰も気付かないままに定期船は無事カステル国に到着した。

トリック:3票納得:2票
全体評価で良質部門
トリック部門
砂漠>>コメントなし
アカガミ[1問正解]>>コメントなし
蒼い胡蝶蘭>>コメントなし
物語部門
納得部門
アカガミ[1問正解]>>コメントなし
蒼い胡蝶蘭>>コメントなし