「海亀高校の桜の樹の下には死体が埋まっている」
海亀高校の校長がそんな噂を流したのは何故?
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A.桜の樹が植えられているような校庭があり、怪談話があるような歴史的な高校だとイメージさせ、知名度を上げたかったから。
「海亀高校の桜の樹の下には死体が埋まっている」
この噂は全くの嘘である。なぜならそもそも海亀高校には桜の木はおろか、校庭すら存在しないからだ。
最近新しくできた通信制の高校である海亀高校は、都内のビルを校舎としている。通信制であるため、校庭や植木は必要ない。
校長は少しでも高校の知名度を上げるために、この噂をSNSに書き込んだ。
その結果、広い校庭と歴史ある高校であるイメージが一人歩きし、さらに「海亀高校は新設の通信制高校である」という実態が明らかになってからも、「どうしてこの噂が発生したのか」と謎が謎を呼んだ。
悪名は無名に勝る。校長の目論見通りに高校の知名度は上がったのだった。