「♪〜（『赤とんぼ』のジングル）」

燃えるゴミの日、お昼１時過ぎ。
学生アパート裏のゴミ捨て場にギリギリで駆けつける大学生おもち君。
いつも走ってゴミ出しに来るこの大学生に苦笑しつつも、業者さんたちはいつものようにおもち君から燃えるゴミ袋を受け取って、ゴミ収集車の後ろのショベルにポイーしてくれました。

部屋に戻ったおもち君は、冷蔵庫や冷凍庫を改めて確認しました。
中身空っぽ！
スーパーで買って中に入れといた新鮮な食材も、数週間前からある古びた食材とかも含め、中にあるものを先ほど全部処分し終えたのでした。
その後、講義にも出ず、自宅で一人YouTubeを見たり近場のコンビニまで外出したりして日々を過ごすおもち君。

数日後、おもち君は自宅で首を吊って自殺しました。

一体なぜでしょう？