「通り魔フェチ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
閑静な住宅街を歩いていると、背後から通り魔にナイフで刺されたカメコ。
突然の出来事に驚く間もなく、痛みで地面に倒れた。
(痛い、、私もう死ぬのかな。。 嫌だ。。)
地面に倒れながらそんなことをぼんやりと考えるカメコ。
数分後、血まみれのナイフを持って再びこちらに歩みを進めてくる通り魔がぼやけた視界に映り、恐怖するカメコ。
そのタイミングでパトカーのサイレン音が聞こえてきた。
(…無理、、警察じゃ間に合わない、、)
意識が途絶えそうなりながらも最後の力を振り絞ると、カメコは通り魔の方に歩みを進めていった。
一体なぜ?
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簡易解説
通り魔がカメコの隣にいる妹を刺さないようにするため
解説
カメコとその妹、ウミコは閑静な住宅街を歩いていた。
すると突然背後から通り魔がカメコを刺した。
倒れ伏すカメコ。
慌てて心配するウミコ。
「!?!? お姉ちゃん! 大丈夫!?」
「…うぅ…、、…あい」
「…とりあえず救急車と警察呼ぶからっ」
「…ん、、いたい、、、」
「今呼んだから、あとちょっとの辛抱だからねお姉ちゃん、、、ダメ! 動かないで!!」
「あ、ありがと。。」
「喋らないで! えーっと、とりあえず傷口をハンカチとタオルで、、」
(痛い。。私もう死ぬのかな。。嫌だ。。)
数分後、再びあの殺人鬼が遠くからこっちに向かってくるのを発見してしまったウミコとカメコ。
「!?とりあえずお姉ちゃんを道の端っこに、、」
「…っt! 私のことはいいからウミコだけ走って逃げて…」
「バカ言わないで! ほら、遠くからパトカーが聞こえてくるから、ちょっとの間の辛抱だけど我慢してね!!」
そういって血だらけの姉の肩を持ち、少しでも通り魔から遠ざけようとするウミコ。
しかし、ぼやけた視界に映る通り魔は、今にも二人を襲える距離に近づいてきている。
(ダメ! ウミコが刺されてしまう、、…無理、警察じゃ間に合わない!!)
そう恐怖したカメコは最後の力を振り絞り、妹の手から離れ、通り魔の方に向かっていった。
「お姉ちゃん!?!?!?」
突然の出来事にただ振り返ることしかできなかったウミコの目には、通り魔に正面から刺される姉の姿が。
「お、、ねぇ、、ちゃん。。」
数秒後、警察官が数名現れ、通り魔を取り押さえ、カメコの応急処置をしたが、間に合わなかった。
その目に光は宿っていなかったが、その顔に苦痛の表情はあまりなく、どこか安堵の表情を浮かべていた。
納得:1票