よく晴れた朝。
自分の部屋のベッドから起き出してすぐにカーテンを開けた田中。
するとそこに隣人の離小島君の姿が見えた。
離小島君は田中の彼女の元カレで、その彼女にまだ未練タラタラ。
昨日彼女から「また離小島につきまとわれた」と電話でSOSを受けたばかり。
離小島、ぶっ殺してやるとつぶやいて外に向かった田中が玄関を出る前に蛇口を捻って水を出しっぱなしにしたのはなぜ?
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昨日の深夜。
アパートの隣室に忍び込んだ田中。
合鍵は以前に作成済み。
熟睡していると思われる離小島君の寝室へ。
この離小島君は田中の彼女のストーカーであり、その被害が徐々にエスカレート。
田中は離小島君を殺してやろうと計画を練っていた。
田中は寝ている離小島君に素早く猿ぐつわを噛ませ、布団でそのまま簀巻きにし、その布団をロープで固定。
むーむーと唸っている離小島君を自分の部屋へと運んでいった。
このアパートはトイレと風呂が一緒のユニットバス。
風呂にはカーテンが付いている。
そのカーテンを開けてみの虫小島君を空の浴槽に入れた。
まだむーむーと唸っている離小島君に「おやすみ、いい夢を」と告げてカーテンを閉める田中。
明日はいよいよ計画実行。
田中は自室で眠りについた。
よく晴れた朝。
離小島君の様子を見にユニットバスに向かう。
カーテンを開けると昨日と同じむーむー状態のむーむー小島君が横たわっていた。
田中の計画はこうだ。
簀巻き小島君を浴槽に寝かせて固定→浴槽に水を貯める→田中はアリバイ工作へ外出→浴槽に水が貯まると離小島君が溺れ小島君に→溺死小島君を海にポイ捨て
これで死体が発見されても死亡推定時刻のアリバイは確保。
布団に簀巻きにしてあることでロープの跡などもつかない。
完璧な計画である。
何度も彼女にちょっかいかけやがって…
離小島、ぶっ殺してやる。
目の前の離小島君にそう呟いて田中は風呂場の水を貯め始めたのであった。
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