「小銭はあればあるほど良い」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
カメオが八百屋で1252円(税込)の買い物をした。
支払いを要求され、財布の中に小銭がピッタリ252円入ってるのを確認したカメオは小銭を出すことはせずに財布から1000円札を二枚取り出し、それで支払った。
一体何故?
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母からおつかいを頼まれ2000円を渡された小学生カメオ。
買うものをメモ通りに選び、会計を済ませたカメオはその数字と自分の財布の中身を何度も疑わしげに比べる。
「1232円? 財布の中からきっちり払いきれるじゃないか……!」
八百屋のおじさんに不審がられないように少し顔を背けながらカメオはにやりと口の端を緩ませつつ、小銭に手を伸ばす。
しかしとある事実に気が付きカメオは手を止めた。もしこの財布から1252円を支払ったとしたら財布に残るのは千円札一枚。もし千円札一枚だけを持ち帰ったとしたら俺は母にお釣りを返すことが出来るだろうか?2000-1252=748……とても微妙な数字だ。もし母がこのお釣り分をきっちり払えるだけの小銭を持っていなかったらどうなるだろう?
お駄賃だと言って貰える?いや、流石に額が大きい。後日に持ち越し?そんなことをしたら忘れて後から思い出した時喧嘩に発展しやすいし、何より面倒だ。
こうなったら仕方が無い。
「俺の財布の中から小銭を払ってはいけない」
そう確信したカメオは使ってよ、と言いたげにこちらを見る小銭の視線を振り切り、千円札二枚を財布から取り出した。
後にこの話をカメオから聞いた母カメコはこう言ったという
「500円だけ返して後は駄賃にすれば良いじゃん」
ケチなのか太っ腹なのか、判断が難しいなとカメオは思った。
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畑多賀康夫>>
聞けば納得するのに、問題見たときは分かんないんだなあ。