「もうあなたのことを愛してないの」恋人にそう告げられた男が、その日の夜、たくさんのアイスクリームを捨てたのは何故だろう?
解説を見る
冷凍庫を空けて死体を隠すため。
別れ話の末、衝動的に恋人を殺してしまった男。リビングに転がった死体を前に、男は頭を抱える。
さて困った。どうにかして死体を処分しなければ。どこかに埋めるか? バラバラにするか? どうするにしても準備がいる。近所の住民の目を考えれば迂闊に動かすこともできない。
しかしこの暑さだ、このまま放っておいたら死体はすぐに腐って臭いだす。異臭をきっかけに死体が見つかる、なんてのはサスペンスじゃよくある話だ――。
そうだ、うまい処理方法を思いつくまで、とりあえず冷凍庫に入れておこう。当面の隠し場所になるし、きっと腐敗も抑えられるはずだ。
そう思いつくと、男は冷凍庫を開けた。中には恋人の好物だったアイスクリームはたくさん詰まっていたが、そのままでは死体を入れるだけのスペースがない。仕方ないので男は冷凍庫の中身を全部捨てて空にして、そこに死体を押し込んだのだった。
トリック:1票物語:1票納得:4票良質:3票
納得部門
ぺてー>>
コミカルな謎に隠された真相に背筋が凍ります