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1万円のボールペン」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
カメオは都内にオフィスを構える某企業の人事部長。

今日は営業職の面接審査の日。
当社の面接はカメオ部長と就活生の1対1の面接だ。
こんなご時世だが、コロナ対策をしたうえで対面で行う。

「…次の方、どうぞ。」
…最後の面接は、ウミオ君か。履歴書は平凡。他の就活生と比べても見劣りするな…
そういえば、ネットで面白い面接の質問例を見たな。試してみようか。
「このボールペンを、私に1万円で売ってください」

ウミオは困った顔をしながら、ポケットから出したハンカチでボールペンをそっと包み、言った。
「このボールペンを1万円で買いませんか?」

面接後、カメオ部長は、ウミオからボールペンを買わなかったことを後悔した。


ウミオはどのようにボールペンを売ろうとしたのか。
[作太郎]

【ウミガメ】【時間制限:1日】21年08月14日 02:40

初出題 不備あったら申し訳ない…

解説を見る
面接は都内オフィス街に建つビルの10階で行われた。
コロナ対策に窓が開けられた部屋に、カメオ部長とウミオは、1対1で面接を行った。
部屋の中には、他の社員や就活生はおらず、映像の記録もしていない。

ハンカチでボールペンを包んだウミオは言った。
「このボールペンを1万円で買いませんか?」
「このボールペンには、あなたの指紋がついています」
「窓の下には多くの人が歩いていますね」
「このボールペンを1万円で買いませんか?」

ウミオの発言の意図を読めないカメオ
「?そんな世間話をしても、ボールペンは買わないぞ」

その言葉を聞いたウミオは、コロナ対策に開けていた窓から、ハンカチに包んでいたボールペンを外に投げ捨てた。

幸い、歩行者や車などに当たることなく、地面に当たり砕けたボールペン。
しかし、それを見ていた歩行者からの通報を受け、警察が出動する騒動となってしまった。

カメオ部長とウミオも事情聴取をうけましたが、両者の意見が異なる上に、証言を裏付ける第三者や映像記録もない。

カメオ部長は、会社から真実がどうであれ、面接の中で問題が発生した事実は変わらないということで、降格処分にされてしまった。

「こんなことなら、1万円でボールペンを買っておけば良かったなぁ…」
物語:1票納得:2票
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もとちゃん>>コメントなし
納得部門
藤井>>問いかけの形や、作問の仕方が面白いと感じました。もうひとスパイス加わればもっと化けそうなスープ!
もとちゃん>>コメントなし