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ある日の昼下がり。
ピンポーンと鳴り響くインターフォン。窓の外に宅急便のトラックが見える。
どうやらカメコが頼んでいた宅配の荷物が届いたらしい。
「はーい!今行きまーす!」
カメコは、昼寝をしている夫のカメオをゆすり起こすと、荷物を受け取ってくるように頼んだ。
受け取りを済ませて戻ってきたカメオは、その場から一歩も動こうとしないカメコに「ごめんな」と謝った。
眠りを邪魔されてまでカメコの荷物を受け取りに行ったのに、カメオが謝ったのはなぜだろう?
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解答
カメコの膝枕で寝てしまっていたカメオ。
宅配の荷物が届き、受け取りに向かおうとカメオを起こしてから立ち上がろうとしたカメコだったが、足が痺れて動けない。
そんなカメコを見て、長時間正座をさせていたことを申し訳なく思ったから。
解説
あたたかな陽気にまどろむ昼下がり。
カメオとカメコは新婚夫婦。
耳そうじをしてもらっている途中、カメコの膝枕ですやすやと眠ってしまったカメオ。
カメコはその髪を優しく撫でながら、ゆったりと過ぎる時間に身を預けていた。
と、その時。部屋に鳴り響くインターフォンの音。
そうだ、今日は注文していたトースターが届く日。
そう思い出したカメコは、玄関へ向かうべく、膝の上で寝ているカメオをゆすり起こした。
寝ぼけた様子で半身を起こすカメオの隣で、足を立てようとするカメコ。
「っ!いった……!」
どうやら長時間の正座で足が痺れてしまったようだ。
「ねぇ、カメオ。悪いけど宅急便来たから受け取ってきてくれない?足痺れちゃって……」
「え……あっ、ごめん!わかった!」
カメコの膝枕で熟睡してしまっていたことに気付いたカメオは、慌てて立ち上がり玄関へ向かった。
『いっぱい焼けるアツアツトースター』と書かれた箱を抱えて戻ってきたカメオは、申し訳なさそうに眉を下げた。
「ごめんな、カメコ。俺すっかり寝ちゃってたみたいで……」
「ふふ、いいの。ありがとう」
物語:3票納得:9票
納得部門
ぺてー>>
答えを知ると、いろいろと合点がいきます
いろいろ不自然な状況だとは思っていたのですが
輝夜>>
好き……です。不可解なことが、答えがわかった瞬間に当然のことに変わる。これぞウミガメのスープの醍醐味です。すっきりとした納得感を味わえました。解説も大好きで、ほっと心が温まりました。
やまびこ>>
別解は存在しないと言い切れるくらい綺麗な答えで素晴らしいです!