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席替えとお着替え」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
とある建物の地下室で、円卓を囲んで座る6人。
ここで行われていたのは、殺人事件の報道記事が載ったカードと、それらの犯人の写真が載ったカードを1枚ずつめくり、対応する事件と犯人を揃えていく「殺人者神経衰弱」。
記憶力はもちろん、予備知識のない多くの者にとっては推理力、洞察力、精神力を駆使して戦うこの闇のゲームで、場に残った最後のカードが揃えられた。

円卓を囲んでいる参加者と成績は、出入口に最も遠い席から右回りに
① ジュピター:このゲームの主催者を名乗る(2ペア獲得)
② サターン:顔の濃い異邦人
③ 九鬼:長髪・髭面の巨漢
④ 鈴木:元ホストの美青年(6ペア獲得)
⑤ 三浦:スキンヘッドで目つきが鋭い(1ペア獲得)
⑥ 山本:白い獣の仮面を着けている(1ペア獲得)

最後のペアを揃えた男、4番席の鈴木は得意げに声を発した。
鈴木「これでゲーム終了。揃えた数は俺が6ペアで断トツだ。勝ったので、約束通り賞金を頂いて此処から帰らせてもらうぜ」
ジュピター「何か勘違いをしているようだな。最初に説明したように、今のはチュートリアルを兼ねた1回戦、本番はここからだ」
鈴木「何だと」
ジュピター「先ほどのポイントは積み立てで、次は2回戦だ。先ほどのカードは10枚ずつ、犯人は老若男女だったが、次はカード15枚ずつで、犯人は全て女だ」
鈴木「何だと」
ジュピター「そしてここからが問題だ。本番という事で、ここからは全員私と同じ白装束に着替えてプレイしなければならない。そして九鬼・山本の両名は座席を交換してもらおう」
鈴木「何故だ。どうして席替えとお着替えが行われなければならないのだ」
[油獣]

【ウミガメ】21年08月10日 21:20
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主人公の勝負師・鈴木が活躍する連載漫画「地下遊戯放浪記」。
作者のモリタ先生は、編集者から 「殺人者神経衰弱」の模様が読者に好評だったので このまま2回戦に突入して続ける展開にし、参加キャラも変えないように、と指示され、元は1回勝負で終わる予定だった「殺人者神経衰弱」が延長されることとなった。
延長という事で、モリタ先生は、登場人物の凝ったデザインの服装をこれ以上書き分けるのが面倒に思い、劇中で全員白い長袖Tシャツに着替えさせた。そしてコマに映り込む頻度の高い主人公の両隣が、描きやすいスキンヘッドと白い獣になるよう劇中で席替えさせたのだった。
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