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空き巣をしようと思い立ち、深夜に家を出た男は交番に向かった。 何故?
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「そうだ 空き巣、しよう。」
安アパートの一室で唐突に思い立った男(30歳 独身 無職 クソ野郎)。
「つっても、空き巣なんてしたこと無いしなー。鍵って簡単に開けられるもんなのか? んー、自宅のドアでピッキング練習してみるか」
ということで、不審な行動を誰にも見られないよう深夜になるのを待つと家を出て、自宅の玄関と対峙することに。
まずは鍵で施錠すると、今度は針金を突っ込んでピッキングによる開錠に取り組み出した。
それっぽくガチャガチャグネグネと10分ぐらい格闘したところ、
「うおっ、針金が折れた! はー、ダメだこりゃ。俺には空き巣は無理だな。諦めて寝よ寝よ」
アッサリ挫けると部屋に戻るために鍵を差し込もうとした男。 だが、鍵穴の中には折れた針金が残っているワケで。
「・・・・・・アカン。開かん」
思わぬ事態に呆然とする男。
「自分で壊したなんて大家に言ったら弁償させられるよなぁ。ってか今は寝てるだろうし。 鍵屋だって当然やってないよなぁ。 ・・・よし、『俺が空き巣被害に遭った』ということにして警察呼ぼう・・・と思ったがケータイは家の中だチクショー。 ハァ、交番まで呼びに行くか」
かくして男は交番へとトボトボ歩いていくのであった。
この後、いもしない空き巣の存在を必死にでっち上げるのだが、その様子はまた別の機会に。
簡易解説:空き巣をするためのピッキング練習を夜中にこっそり自宅のドアでしていたら、鍵穴を壊して自宅に帰れなくなった男。 ケータイは部屋にあるし深夜だから大家も鍵屋も呼べず、警察に助けを求めようにも110番通報もできないので、自ら交番まで赴くことにしたのだった。
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