今はもうひっそりと寂れてしまった駄菓子屋に長年勤めているカメコが居りました。
カメコは長年駄菓子屋を切り盛りしていたのですが最近の子供は駄菓子を買って行ってくれず
人々から忘れ去られたように細々と生活しておりました。

そんなある日、チンピラ風情の若者たちが駄菓子屋を訪れこの店を売れと言うのです。
売りたくないカメコはどうにか諦めてもらえないかと
店の奥に幽霊が出ると言う作り話を聞かせたのです。

もちろんそんな作り話が通用するはずありません。
しかしその後、チンピラたちは駄菓子屋に訪れなくなりカメコは駄菓子屋を売らずに済んだのです。

一体なぜ?