(これでやっと楽に生活ができるなぁ、、)
浮かれた気分で、一つ残った金貨の袋を、沈みそうなボートで、『ウミガメ号』が停泊ししているところに向かってボートを漕いでいくカメオ。
その後、やっと『ウミガメ号』を見つけたカメオは、その金貨の袋も海へ投げ捨てた。
一体なぜ?
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(これでなんとか仲間のところに袋いっぱいの金貨を届けられる。。これだけ手に入れたら当分財政は困らないだろう、、それにしてもこんなに金貨が手に入るなんて、何て運が良いんだろう)
そう浮かれ気分でボートを『ウミガメ号』が停泊しているところにボートを漕いでいった。
…しかしそこにあるはずの『ウミガメ号』の姿はなく、あったのは『ウミガメ号』の残骸らしき、木っ端みじんになった木片のみ。
(まさか、、これって『ウミガメ号』じゃないよな。。
いや、、きっとこのような装飾が施された海賊船は他にもある。
きっと他の船がたまたまここに漂流してきた、、
そう、きっとそう。
だから早く『ウミガメ号』を探さねば。)
最悪の状況が頭によぎりつつも、必死でボートを漕ぎ進めて『ウミガメ号』を探すカメオだが、遂にそこで目に飛び込んできたのは『ウミガメ号』の文字。
これは、『ウミガメ号』の帆に書かれていた文字に違いない。
(…つまり、大事な船員達は皆死んでしまったということなのか。。
あのとき聞こえた大砲の音は(※前の問題の解説参照)『ウミガメ号』が撃たれていた音だったとは。。
まさか「ベルンソードを処分した」という噂がまだ十分広がっておらず、『ウミガメ号』にあると思われたのか。。
それとも本当に処分したわけないじゃないかと疑われたのか。。
クソっ! 全部俺の責任か。
せめて俺が『ウミガメ号』にいていれば。。
もっとベルンソードを本当に処分したという噂を広げていれば。。。
…俺だけ生きていても、、)
カメオは、盗んできた金貨の詰まった袋の紐を、自分の足首にくくりつけ、それを海に投げ捨てた。 自らも一緒に。
もう二度と海面に浮かんでこれないように。。
そして天国で仲間達と会えるように。
物語:5票納得:1票
物語部門
輝夜>>
同じ世界線で3問に渡って繰り広げられる物語に惹き付けられました。一つひとつの問題のチャームの高さや納得感はさすがの一言につきます。問題をこえて張り巡らされた伏線には感動しました。
Δ>>
カメオのほぼ同じ行動による問いかけが、連作としての質を上げていると思います
納得部門
KBA>>
連作であることを活かした伏線が楽しく、船長カメオが「なぜそうしたのか」説得力のある作品だと思います。