「ウミガメのスープ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「これは本当にウミガメのスープか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は自殺をしました。
何故でしょう?
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男はとある海賊の下で世界一の剣豪を目指していた
しかし海軍大将である紅狐との戦闘で海賊団は壊滅状態。男とシェフと船長を除き全員死んでしまった
船長もそろそろ危ない。ヤツは人一倍食べるのにもう一週間も食べていない筈だから
だが船長を死なせる訳にはいかない。最悪自分の肉を食わせてでも生かさなければ。船長さえ生きていればまだ終わりじゃない・・・
金髪ねじ眉毛のシェフがスープを持ってきた。海亀がとれたのでスープにしたと
俺より先に船長に!と言ったが船長には既に食べさせたらしい
ならば食べるか。男はスープを一口食べる
何だこの味は・・・
ウミガメのスープは今まで何度も食べた事がある。断じてこんな味ではない
聞き間違いか?海鳥、それとも海牛?いや、どれも食べた事がある。こんな味ではない
シェフに問うと確かにウミガメのスープだと言う
そうなんだな・・・俺に言えない食材なんだな・・・
ゴムのような肉の入ったスープを残した男
海賊皇の元で世界一の剣豪になる夢は潰えたんだな・・・
男はもう二度と動かない船から海を眺める
未使用の煙草が流れていた。先程のシェフの煙草だ
料理人のくせにヘビースモーカーのシェフがもはや補給も出来ない煙草を捨てる筈が無い
先に逝かれたか・・・
男は三本の愛刀を甲板に突き刺すと海に身を投げたのだった
物語:1票