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スリッパで自宅の外に出たカメオは、一旦戻って靴を履き替えると、今度は窓から家に入った。いったいなぜ?
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簡易解説
カメオはスリッパを外靴に履き替え、火災が起きた近所の住宅の2階に登り、取り残されていた子供を救出した。
解説
(さっきから、外がやけに騒がしいな?)
カメオは外が騒ぎになっていることに気付き、スリッパのまま一歩だけ家の外に出た。
すると、近所の家から黒煙が立ち上っているではないか。
地域の住民が何人も集まっており、遠くの方から消防車のサイレンが聞こえた。
(大変だ、火事だ!)
その煙は、もはや小火では済まない勢いだ。
位置的に自宅に燃え移ることは無いと思われ、カメオが小さく安堵したのも束の間。
「助けて!」
それは子供の悲鳴だった。
火事の家の2階に取り残された子供が、窓を開けて助けを求めていたのだ。
(助けなきゃ!)
次の瞬間、カメオは動き出した。
カメオは大急ぎでスリッパを外靴に履き替え、一目散に自宅を飛び出ると、火事の家に駆け寄った。
そして、雨樋と1階の窓を足場に、火事の家の2階の窓に辿り着いた。
「もう大丈夫、助けに来たよ」
カメオが声を掛けても、子供は腰が抜けたのか部屋の中で動く様子がない。
カメオは、意を決して窓から火事の家に侵入し、優しく子供を抱え上げた。
そして、カメオが2階の窓から外を見下ろすと、地域の住民らがクッション代わりに大きな絨毯を広げて持ち合っていた。
カメオは子供を抱えたまま、慎重にそこに飛び込み、決死の救出に成功したのだった。
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納得部門
霜ばしら>>
この出来事を靴の履き替えで表現する切り取り方が良いなと思いました。