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激務で残業が続いていた若かりし日の夫人(以下、若夫人)。
体力は限界だが、進行中のプロジェクト完遂までは頑張らなければ…
良くないことと知りつつ、若夫人は薬物に手を出してしまった。
事情を知った同僚から「やめなさい。身体ボロボロになるわよ」と諫められても「これが無いと、あたしはただ落ちるだけ。何もできなくなるのよ。大丈夫。プロジェクトを成功させたらキッパリやめるから」と聞く耳を持たない。
「きっとよ」と念を押す同僚に若夫人は「ええ。あなたもやってみたら?飛ぶわよ」と言う。
同僚は、こりゃ中毒だわ、と思ったが放っておくことにした。

この話は後に職場の皆が知ることになったのだが、若夫人の薬物使用を咎める者はおらず、いたわりやねぎらいの声が多く上がったという。反社会的な職場などではないのに、なぜだろう?
21年05月01日 13:42 [きまぐれ夫人]
【ウミガメ】【闇スープ】
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