「♪お料理うりうり瓜坊主~…あれ?どっちの瓶が塩でどっちの瓶が砂糖だっけ?…ま、どっちでもいいや」
キッチンから聞こえる夫人のその呟きに、リビングの家族達は青ざめた!
「ママ!早まるな!」
「舐めて確認!」
「お願い!」
皆の必死の嘆願も虚しく、夫人の右手が踊った。
「♪それ、小さじ3杯バッサバサー、バッサバサーのバッサバサーっと」
「ママーッ!」
「ああ…吉と出るか凶と出るか…」
「晩御飯が怖い…」
ガックリとうなだれる家族達を尻目に余裕綽々の夫人。不安げな様子は微塵も感じられない。
いったい何故だろう?
キッチンから聞こえる夫人のその呟きに、リビングの家族達は青ざめた!
「ママ!早まるな!」
「舐めて確認!」
「お願い!」
皆の必死の嘆願も虚しく、夫人の右手が踊った。
「♪それ、小さじ3杯バッサバサー、バッサバサーのバッサバサーっと」
「ママーッ!」
「ああ…吉と出るか凶と出るか…」
「晩御飯が怖い…」
ガックリとうなだれる家族達を尻目に余裕綽々の夫人。不安げな様子は微塵も感じられない。
いったい何故だろう?
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