薄暗くて狭い道。高い壁に阻まれ視界もシャットアウトされている。そんな巨大迷路に挑もうとする者達の狙いはゴールにあるというお宝ただ一つだ。しかし、見るからに複雑で迷ってしまいそうな迷路。皆なかなか足を踏み入れられず、挑戦することを躊躇ったが、1人の若者が最初にその迷路に挑んだ

しかし、いざ入ってみれば何も難しくはない、超簡単な迷路とすら呼べないものだった。なんせ、正しい道筋を印した矢印の看板が立っていたからだ。しかし、そんな簡単な迷路なのに、最初の挑戦者以外はゴールに辿り着くことは出来なかったという。一体何故？