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男は本棚からもう読まない本を数冊抜き取って重ねた。

そして紐を用意してくくったが、古くなっていたために荷重に耐えきれず千切れてしまった。

床に散乱した本を男は拾い上げようとはしなかった。

いったい、どうしてだろう?[編集済]
[ぷらすちっく] [まねきねこ]

【ウミガメ】20年11月23日 22:41
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男は三度の飯より読書が好きで、眠る間も惜しんで本を読み続けた。

しかし、それだけで生きてはいけない。社会はそれを許してはくれない。

そんな現実を嫌というほど思い知った男は、この世界に絶望していた。

もう二度と読まない本を数冊重ね、紐を天井の梁にくくり、自身の首をかけた。

苦しくてもがいたのは一瞬だった。

やがて紐は千切れたが、すでに男は事切れたあとであった。
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くろだ>>コメントなし