復刻ラテシン まるで推理小説のようだ!」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
「皆さん、今日お集まりいただいたのは他でもありません」

ディナーの席では六人の男女が暖色系の明かりに照らされていた。その中で一人、ベージュのコートを背もたれに掛ける男が口を開いた。

「殺人事件の、犯人が分かりました」

彼は立ち上がり、一点を指差した。

「カメコさん、あなたが犯人ですね!!」

周りから息を飲むおとが聞こえる。テーブルの上の燭台は静かに炎を揺らし、冷えきった食事にその影を落とす。

明かりは六人の姿を照らしだしている。

永遠にも思える十数秒が過ぎた頃、指を指された女つまりカメコは、おもむろに語り出した。その顔は奇妙に歪んでいた。

「あいつが!!あいつが悪いんだ!!」

その後も彼女の独白は続いた。



だがその間、みごと犯人を言い当てた男は「失敗したな」と思っていた。



なぜ?


※この問題は昔ラテシンで出したやつなので答えを知っている方は観戦のみでお願いします。問題文とかも全く変えてないため検索もやめてください。お願いします。
20年11月11日 19:52 [Hugo]
【ウミガメ】
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