10月18日、ケイコはお弁当を食べ損ねてしまった。それは、カメオが夜遅くまで起きて作ったものだったからだという。しかし、カメオはケイコに呆れたり怒ったりすることはない。それどころか、この話は無かったことにしてしまおうとひとりごちた。どういうこと?
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カメオは中学校教師である。今回の秋の中間試験に出題する問題として、カメオはこんな問題を作成した。
「問2 10月18日、ケイコさんは8時ちょうどに家を出発して、1000m離れた学校に向かった。ケイコさんは時速15kmの速さで自転車で移動している。ケイコさんが家にお弁当を忘れていることに気付いた弟のリョウタさんは、8時5分に家を出発してケイコさんを追いかけた。リョウタさんは時速3kmの速さで徒歩で移動している。ケイコさんがリョウタさんからお弁当を受け取れるのは何時何分か。」
試験時間中、職員室で自身が作成した問題を見直していたカメオは、作問ミスに気付いた。
カメオ「ん?後から追いかけるリョウタさんのほうが遅いじゃん。これじゃあ追い付くはずがない。まいったな。昨晩かなり遅くまで残業して、眠気と闘いながら作った問題だからな......。この問題は無かったことにしなければ。すぐ教室に訂正に行かなくちゃ......。」
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ぎんがけい>>
二人の関係性を知人のように見せてしまうトリックが素晴らしい