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大きなカエルのぬいぐるみが欲しい藤井は、お金を貯めることでそのぬいぐるみが手に入るかもしれないと考えた。
しかし『貯めたお金でぬいぐるみを買う』という考えは一切持っていないようだ。
では、なぜお金を貯めようと考えたのだろうか?
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解答
お手伝いをすることで貰えるお小遣いを貯めて「良い子にしていた」ということをサンタさんにアピールするため。
解説
母から「良い子にしてたらサンタさん来るよ」と言われた幼女ふじい。
ふじいは最近CMで話題の大きなカエルのぬいぐるみがほしかった。
よし、良い子にしていよう。
でも、ただ良い子にしていたとしてそれがサンタさんにちゃんと伝わるのだろうか?
幼女ふじいは考えた。
藤井家には『お手伝いをしたらお小遣いがもらえるシステム』がある。
さぼりんぼの藤井はこれまであまりお手伝いをしていなかったが、お手伝いをたくさんすればそれが『お小遣い』という目に見える評価となって返ってくる。
これだ!と思った。
藤井はその日から狂ったようにお手伝いをしまくった。
大好きなカエルのためだ。
洗濯物をたたむ。食器を洗う。トイレ掃除をする。お母さんの肩を揉む。お父さんにビールを注ぐ。
思い付くかぎりのお手伝いをした。
最初は驚いていた両親も娘の意図を知ると納得し、お小遣いをくれた。
ふじいの貯金箱はやがていっぱいになった。
「サンタさんへ
おてつだい たくさんがんばりました。
いいこにしていました。
かえるのぬいぐるみがほしいです。
よろしくおねがいします。
ふじい」
12月24日の夜。すやすやと眠るふじいの枕元には、サンタさんへの手紙とぱんぱんの貯金箱が置かれていた。
翌朝その手紙は大きなカエルのぬいぐるみに姿を変えて、飛び起きたふじいに抱きしめられていたという。
(裏話)
るょさんに提供してもらった『箱』から着想。
あるょがとうございました。
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