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うららかな陽射しが差し込むバスの車内でうたた寝してしまった春子。
晴二にトントンと起こされたことで降車するバス停を寝過ごさずに済んだので、春子は晴二にお礼を言った。
そんな春子を乗客たちは不思議そうな顔で見た。何故だろう?
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バスの車内でうたた寝していた春子は、トントンットントンッと、バスの揺れとは違う刺激を腹部に・・・いや、お腹の中から感じた。
そう、胎児の晴二が春子をお腹の中から蹴飛ばしているのだ。
(・・・ん、晴二? 今日はご機嫌ねぇ・・・・・・って、私寝てた! バス今どこ走ってる!?)
晴二に蹴飛ばされて目が覚めた春子は、バス前方に電光表示されている次の行き先を見る。 正に、春子が降りる停留所だ。
(ナイスタイミング! 晴二、分かって起こしてくれたのかな? お利口さんだなぁ!)
春子「ありがとう・・・!」
サスサス トントン
晴二が春子を蹴飛ばしたことの真意は定かではないが、春子と晴二は確かに通じ合っているのだ。
・・・ただし晴二の姿が見えず蹴飛ばしたことも知らない周囲の人からすれば、(あの人、急にお礼言ったけど・・・え、何で? 誰に?)な状況なのである。
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トリック部門
さなめ。[ラテアート]>>
「トントン」というように、合図を効果音で表しているところが、解説を合わせるととても面白く感じました。既に「晴二である」というのは、優しさの証なのかな?